波照間島の水難事故

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-13741-storytopic-11.html
リーフから出るとほんとに危ないらしい。
ハブクラゲ、ウミヘビなど危険生物もいるので、沖縄の海で泳ぐときは地元の人にその場所で泳げるか、天候はどうかなどを聞いてから。

修学旅行には自然を経験するプログラムもあったという。引率した教諭は、せっかく訪れたから、その自然を経験させたかったのかもしれない。ただ、知らない地域の海、しかも気象条件も悪かったのだから、念には念を入れる必要があった。その意識が薄かったのではないか。
 ビーチを訪れたのは生徒32人、教諭2人、添乗員1人の計35人だ。3人の生徒は岸から約100メートルのリーフ付近まで進んだ所で高波にさらわれている。残りの生徒はひざから腰ぐらいの深さの所で水遊びをしていた。引率した教諭は3人の生徒の動きを把握していなかったという。注意を怠った可能性がある。
 一方で、遊泳者への注意喚起も欠けていなかっただろうか。
 ニシ浜ビーチは管理されていない自然のビーチ。自由に遊泳できるため観光客が毎日のように訪れている。
県内には修学旅行をはじめ多くの観光客が訪れる。その多数はビーチで遊泳したり、ダイビングを楽しむ。県民もビーチを利用する。管理されたビーチでも、そうでないビーチでも、利用者が注意するのはもちろんだが、念には念を入れた注意喚起が欠かせない。
 地元のことを最もよく知っているのは地元の住民だ。自治体は、地元住民が経験的に知っていることに加え、気象や海洋の専門家の意見も交じえながら、注意事項を記した立て看板を早急に設置したい。