GooglePhone?

NHKスペシャル「グーグル革命の衝撃」よりいくつか抜粋

サンフランシスコに設置予定のWiFi無料ネットワーク、無線基地局からユーザの位置情報を特定して、その場に応じた広告を出す計画、それについてEric E. Schmidtの言葉

便利になるには、あなた方はGoogleに情報を与える必要があるのです。
Googleがあなたの情報を保有することであなた方はいつでもどこでも情報にアクセスできるようになるのです。
個人的な情報でも信頼できるところに預けてあれば安全なのですから心配ないことは分かると思います。

Googleの日本市場進出についてのナレーション

9千万台以上普及している日本の携帯電話にねらいを定めているのです。
あらゆるメディアを利用できる世界最先端の携帯電話
これを利用してより対象を絞った広告を送り利用者を増やそうと考えています

Google chief sez: "Your mobile phone should be free"
http://www.engadget.com/2006/11/13/google-chief-sez-your-mobile-phone-should-be-free/

As hand-held computers coax their owners into spending 8 to 10 hours a day watching TV, surfing the web, listening to music, shopping, texting, navigating GPS, snapping pictures, and streaming videos, Google expects cellphone advertising to one day match their computer-based ad revenue which already generated about $10 billion for the year.

ユーザーにとって携帯端末を使って1日のうち8〜10時間をテレビを見たり、ネットサーフィンしたり、音楽を聴いたり、ショッピングを楽しんだり、メールを書いたり、GPSの案内を利用したり、写真を撮ったり、動画を見たりすることが当たり前になれば、いつの日か携帯端末向けの広告による収入が、年に100億ドルを稼ぎ出すコンピュータ向けの広告に匹敵するものになるとGoogleは見込んでいる。

Google次の一手としてモバイル端末向けのサービスであろうことは確実。
世界最先端の携帯電話端末を使用できる日本市場をGoogleにとってモバイル分野進出への足がかりとするのでしょう。

ワンセグ対応でテレビを見たり、フルブラウザでWeb閲覧したり、ネットから携帯端末に音楽をダウンロードしたり、メールを書いたり、GPSの位置情報を利用して道案内サービスを利用したり、写真取ったり、動画メールを見たり、すでになんでもできます。さらにEdy、iDなどの電子マネーによる決済機能までついている。

特に位置情報から広告を絞ったり、端末で決済までできるところは、新たなビジネスモデルを作り出す魅力的な実験フィールドのはず。
個人情報をGoogleに提供すれば通話料が無料、さらに端末まで無料という携帯電話がそのうち出るかもしれない、と感じた。


Google携帯」はHTC製・Orangeから登場?
http://japanese.engadget.com/2006/12/17/googlephone-htc-orange/
Google chief sez: "Your mobile phone should be free"
http://www.engadget.com/2006/11/13/google-chief-sez-your-mobile-phone-should-be-free/
No mobile no life.: Googlephone?
http://nokias60.seesaa.net/article/31683366.html